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「販促会議」 2003年7月号より抜粋
日本で最も古くかつ有名な商店街のひとつである東京・浅草の仲見世商店街で、5月16日から、最先端のユニークなサービスがスタートした。
サービスの名称は「仲見世物見やぐら」。会員専用のサイトを運営し、モバイルを通じて様々な情報や特典を提供するというもの。モバイルマーケティングを手がけるサイバーコインとの協力により実現した。
情報や特典は、@商店街案内所、A浅草郷土資料館、B物見やぐらおみくじ、C行事予定表、Dおもひで掲示板、Eお問い合わせ窓口の6つのカテゴリーで提供される。
中でもメインのサービスが、商店街各店舗の紹介やクーポン券の付与を行う@だ。浅草へ訪れようと考えている人も、現在浅草に来ている人も、思い立ったその場でお店の情報や割引クーポンを手に入れることができる。仲見世での買い物が楽しくお得になることは間違いなしである。
A、Cには浅草の豊かな歴史情報が満載で、浅草観光に大いに威力を発揮してくれる。地元による情報発信だけにどんなガイドブックよりも信頼性が高い。B、Dはエンターテイメント的性格のもの。Eはメールを通じた商店街への問い合わせ窓口である。7月には、大型ディスプレイを商店街の要所に設置し、利用者がタッチパネルを押すことで、店舗・施設・飲食などの希望の情報を閲覧、割引クーポンなどをその場でプリントにより入手できるサービス「ミルボード」もスタートする予定。スタートすれば日本の商店街では初めての取り組みとなる。モバイルに抵抗がある高齢者にとっても操作が簡単となるであろうし、また、ここだけで手に入る情報を盛り込むことで、モバイルで集客しミルボードで来訪時だけのサービスを提供するといった使い方も想定される。
仲見世には年間3500万人もの来訪者が訪れるという。しかし、「より多くの人に仲見世の良さを知っていただきたく、積極的に情報発信することが必要ではないかと思っています。私どものような古い商店街が携帯を活用して何が出来るのか迷いましたが、古いところが一番新しいものを活用して、誰もやっていないサービスを行うことが出来ればと、日本で初めてのことを実現しようと考えました」と仲見世商店街振興組合・松村吉紘理事長。仲見世がこれまで以上にお得で楽しくなることは間違いない。
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